大人の中の「子ども心」を思い出させる、魔法が仕掛けられたオブジェと器。
陶芸作家・香月礼（香月舎）の25周年を記念した、初めての作品集。

沖縄で作陶を続ける陶芸作家・香月礼が、那覇市にアトリエを構え、「香月舎」という屋号で本 格的に制作を開始して今年 25 周年を迎えた。 この本は、個展ごとにユニークなテーマを掲げ、物語性溢れるファンタジックな世界を作り上げてきた香月の作品を、この25 周年を機に一冊にまとめた、初の作品集となる。 個展を開催すれば、すぐにファンの元に作品が旅立ってしまうため、その全貌を見ることがなかなかできなかった作品たちを、初期から最新作まで一挙公開。
沖縄の写真家3名、大湾朝太郎、G-KEN、大城亘が、海や森を舞台に撮影し、アートディレクターは、雑誌「Coyote」「MONKEY」「暮しの手帖」や数々の単行本や絵本を手掛ける宮古美智代が担当。香月礼の小さな魔法が仕掛けられた世界が、可愛らしい一冊となった。香月礼の創作の秘密を紐解くロングインタビューも掲載。

沖縄のインディペンデント出版社「コントマガジン」が贈る、沖縄のアーティスト作品集の第3弾となる。

B5 正方形／オールカラー／全 144ページ+挟み込み8ページ